#1 Javaで学ぶ環境構築の基本
Javaは、長年にわたって企業システムや業務アプリケーションで使われ続けている定番の言語です。学習を始める人向けの教材も多く、環境構築の手順自体もパターンが確立されています。この記事では、Javaを動かすための準備を解説します。
JDKのインストール
Javaのプログラムを書いたり実行したりするには、「JDK(Java Development Kit)」というソフトウェアをインストールする必要があります。OracleやAmazon、Eclipseなど複数の団体が無料でJDKを配布しているので、いずれかを選んでインストールします。迷った場合は、無料利用の範囲がわかりやすい「Eclipse Temurin」がおすすめです。
環境変数の設定
Javaの環境構築で多くの人がつまずくのが、「JAVA_HOME」という環境変数の設定です。環境変数とは、パソコン全体で共有される「設定の一覧」のようなものです。JDKをインストールした場所を、この環境変数に登録しておくことで、どのフォルダからでもJavaのコマンドが使えるようになります。
設定できたか確認するには、ターミナルで次のコマンドを実行します。
java --version
ファイルを作って実行する
Javaでは、ファイル名とクラス名(プログラムの入れ物の名前)を必ず一致させる必要があります。例えばHello.javaというファイルには、Helloというクラスを書きます。実行する際は、まずコンパイルしてからクラスファイルを実行するという2段階の手順を踏みます。
javac Hello.java
java Hello
ビルドツールという選択肢
複数のファイルで構成される本格的なプロジェクトでは、コンパイルや依存ライブラリの管理をまとめて行う「Maven」や「Gradle」というビルドツールがよく使われます。学習の最初のうちはjavac・javaだけで十分ですが、プロジェクトが大きくなったら検討するとよいでしょう。
エディタの選択肢
本格的な開発には「IntelliJ IDEA」という統合開発環境が広く使われています。軽量な環境で学びたい場合はVS CodeにJava用の拡張機能を入れる方法もあります。
Javaならではの注意点
他の言語と違い、Javaは「ファイル名とクラス名の一致」というルールが厳格に決まっています。ここでつまずく初心者が非常に多いので、エラーが出たら、まずファイル名とクラス名が同じ綴り・大文字小文字になっているかを確認してみましょう。
まとめ
Javaの環境構築は、JDKのインストールと環境変数の設定という2つのステップがやや複雑に感じられるかもしれません。しかし一度設定してしまえば、あとはjavacでコンパイルしjavaで実行するというシンプルな流れの繰り返しです。
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