#1 Kotlinで学ぶ環境構築の基本
Kotlinは、Javaと高い互換性を持ちながら、より簡潔に書けるように設計された言語です。Androidアプリ開発の公式言語としても採用されており、注目度の高い言語のひとつです。この記事では、Kotlinを学ぶための環境構築を解説します。
KotlinはJVM上で動く言語
Kotlinのプログラムは、最終的に「JVM(Java Virtual Machine)」という仕組みの上で動きます。これはJavaと同じ仕組みです。そのため、Kotlinの環境構築を行うには、まずJavaのJDK(Java Development Kit)をインストールしておく必要があります。
Kotlinのインストール
JDKの準備ができたら、公式サイト(kotlinlang.org)の案内に従ってKotlinのコンパイラをインストールします。Windowsの場合はパッケージ管理ツール「Chocolatey」経由、macOSの場合は「Homebrew」経由でのインストールが手軽です。インストール後、次のコマンドで確認します。
kotlinc -version
ファイルを実行してみる
拡張子.ktのファイルを用意し、次のコマンドでコンパイルします。
kotlinc ファイル名.kt -include-runtime -d app.jar
生成された.jarファイルは、Javaと同じように実行できます。
java -jar app.jar
REPLでその場に試す
ファイルを用意せず、ターミナルでkotlincとだけ入力すると、対話的にコードを試せるREPLが起動します。
>>> val x = 10
>>> println(x * 2)
ちょっとした文法の確認に便利です。
IntelliJ IDEAという開発環境
Kotlinはコマンドラインだけでも動かせますが、「IntelliJ IDEA」という開発環境(IDE)を使うと、コード補完やエラーチェックが効くため学習効率が大きく上がります。無料の「Community版」でも十分にKotlinの学習に対応できます。Androidアプリ開発を見据えている場合は、同じ会社が提供する「Android Studio」を使うのもよい選択です。
Kotlinならではの注意点
Kotlinは、Javaで書いたコードをほぼそのまま同じプロジェクト内で併用できるという珍しい特徴を持っています。「Javaの資産を活かしながら、新しい書き方も取り入れたい」というのがKotlin誕生の背景にあるため、Javaの経験がある人ほど、学習のとっかかりを見つけやすい言語です。
まとめ
Kotlinの環境構築は、JDKを土台としてその上にコンパイラを追加するという流れになります。最初はIntelliJ IDEAを使い、補完機能に助けてもらいながら学習を進めるのがおすすめです。
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