#1 Rustで学ぶ環境構築の基本
Rustは「安全性」と「実行速度」を両立できる言語として、近年注目を集めています。少し学習コストが高いと言われることもありますが、環境構築自体は非常にシンプルです。この記事では、Rustを始めるための準備を解説します。
rustupという公式インストーラー
Rustの環境構築では、公式が提供するrustupというツールを使うのが一般的です。rustup公式サイトの指示に従ってインストーラーを実行すると、Rust本体に加えて、後述するcargoというツールもまとめてインストールされます。インストール後、次のコマンドでバージョンを確認しましょう。
rustc --version
cargoというプロジェクト管理ツール
Rustにはcargoという強力な管理ツールが付属しています。新しいプロジェクトを作るときは、次のコマンドを使います。
cargo new プロジェクト名
これだけで、必要なフォルダやファイルが自動的に用意されます。プログラムを実行するときも簡単です。
cargo run
コンパイル言語であるということ
Rustは、書いたコードをそのまま実行するのではなく、一度コンピュータが理解できる形式に変換(コンパイル)してから実行する言語です。この変換の過程で、Rustは非常に厳格にコードをチェックします。最初のうちはこのチェックによってエラーが多く出て驚くかもしれませんが、これはメモリ関連の重大なバグを実行前に防ぐための仕組みです。
rustupでバージョンを切り替える
rustupはインストーラーとしての役割だけでなく、複数のRustバージョンを管理する機能も持っています。
rustup update
rustup show
新しいバージョンが出た際も、これらのコマンドだけで簡単に更新できます。
エディタの準備
Rustを書く際は、Visual Studio Codeに「rust-analyzer」という拡張機能を入れておくと、型のヒントやエラーの指摘をリアルタイムで確認できて学習効率が上がります。
Rustならではの注意点
Rustのエラーメッセージは、単に「間違っています」と言うだけでなく、「こう直すとよいかもしれません」という具体的な修正案まで表示してくれることが多いのが特徴です。エラーが出ても焦らず、まずはメッセージを最後まで読む習慣をつけると学習がスムーズに進みます。
まとめ
Rustの環境構築は、rustupを使えば迷うことなく完了します。cargo newでプロジェクトを作り、cargo runで実行する、という一連の流れさえ覚えてしまえば、あとは厳格ながらも親切なエラーメッセージに助けられながら学習を進められます。
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