#14 Kotlinで学ぶ外部ライブラリの基本
Kotlinの外部ライブラリは、JVM言語らしくJavaと同じGradleを使って管理するのが一般的です。この記事では、Kotlinにおける外部ライブラリの使い方の基本と、Java向けライブラリとの関係を解説します。
build.gradle.ktsに追加する
Kotlin向けの設定ファイル(build.gradle.kts)に、ライブラリを書き加えます。
dependencies {
implementation("com.squareup.moshi:moshi:1.15.0")
}
ファイルを保存すると、多くのエディタが自動的にライブラリをダウンロードしてくれます。
ライブラリを使う
import com.squareup.moshi.Moshi
val moshi = Moshi.Builder().build()
JavaのライブラリもそのままKotlinで使える
KotlinはJavaとの互換性が高いため、Java向けに作られたライブラリの多くは、そのままKotlinのプロジェクトでも問題なく使えます。これはKotlinを学ぶ上で大きな安心材料です。以前の記事で触れたjava.timeのような標準ライブラリも、この互換性のおかげでそのまま使えていました。
Maven Centralという公式の置き場
KotlinのライブラリもJavaと同じく、多くは「Maven Central」という公式の置き場で公開されています。ライブラリの検索・バージョン確認は、Java向けライブラリを探す場合と同じ流れで行えます。
Kotlin Multiplatformというライブラリの動向
iOS・Android・Webなど複数のプラットフォームで共通のコードを使う「Kotlin Multiplatform」という技術が広まるにつれ、単一のプラットフォームに依存しない専用ライブラリも増えています。プロジェクトがMultiplatform対応かどうかで、選べるライブラリの幅も変わってきます。
Kotlinならではの注意点
Kotlin専用に設計されたライブラリは、null安全などのKotlinらしい書き方に対応していて使いやすい一方、Java向けのライブラリをそのまま使うと、null許容型の扱いが少しぎこちなくなることがあります。Javaのライブラリが返す値は、Kotlin側からは「nullかもしれないし、そうでないかもしれない」プラットフォーム型として扱われるため、想定外のnullに注意が必要です。可能であれば、Kotlin向けに最適化されたライブラリ(kotlinx-で始まる公式ライブラリなど)を探すのもよい選択です。
まとめ
Kotlinの外部ライブラリはbuild.gradle.ktsで管理し、Java向けライブラリもそのまま活用できます。null安全の扱いに注意しつつ、Kotlin対応のライブラリも探してみましょう。
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