#14 Pythonで学ぶ外部ライブラリの基本
他の人が作った便利な機能を自分のプログラムに取り込む仕組みを「外部ライブラリ」と呼びます。この記事では、Pythonにおける外部ライブラリの使い方の基本と、管理の仕組みを解説します。
pipでライブラリをインストールする
以前の記事でも触れたpipを使って、ライブラリをインストールします。
pip install requests
バージョンを指定してインストールしたい場合はpip install requests==2.31.0のように書きます。
ライブラリを使う
インストールしたライブラリは、importという文で読み込んで使います。
import requests
response = requests.get("https://example.com")
print(response.status_code)
PyPIという公式の置き場
Pythonのライブラリの多くは「PyPI(Python Package Index)」という公式サイトで公開されています。pip installで指定するライブラリ名は、基本的にこのPyPI上での名前と一致します。事前にPyPIのページで、ダウンロード数やメンテナンス状況を確認しておくと安心です。
仮想環境と組み合わせる
以前の記事で触れた「仮想環境」の中でライブラリをインストールすることで、プロジェクトごとに使うライブラリを分けて管理できます。プロジェクトで使っているライブラリの一覧は、requirements.txtというファイルにまとめておくのが定番です。
pip freeze > requirements.txt
他の環境でこのプロジェクトを動かす際は、次のコマンドで一覧に書かれたライブラリを一括インストールできます。
pip install -r requirements.txt
Pythonならではの注意点
Pythonには「データ分析」「機械学習」「Web開発」など、分野ごとに非常に豊富なライブラリが存在します。何かをやりたいと思ったとき、まずは既存のライブラリで実現できないか調べてみると、車輪の再発明を避けられます。ライブラリのバージョンが上がると、以前の書き方が使えなくなる(非推奨・廃止になる)こともあるため、requirements.txtでバージョンを固定しておくと、意図しない動作の変化を防げます。
まとめ
Pythonの外部ライブラリはpip installで導入し、importで使います。PyPIでライブラリを探し、仮想環境とrequirements.txtを組み合わせて、プロジェクトごとに整理しましょう。
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