#14 Scalaで学ぶ外部ライブラリの基本
Scalaの外部ライブラリは、以前の記事で触れたsbtという管理ツールを使って導入します。この記事では、Scalaにおける外部ライブラリの使い方の基本と、記法の意味を解説します。
build.sbtに追加する
build.sbtという設定ファイルに、使いたいライブラリを書き加えます。
libraryDependencies += "com.typesafe.play" %% "play-json" % "2.9.0"
設定ファイルを保存してsbt compileやsbt runを実行すると、自動的にダウンロードされます。
ライブラリを使う
import play.api.libs.json._
val json = Json.obj("name" -> "太郎")
println(json)
ScalaもJavaのライブラリを利用できる
ScalaはJVM上で動くため、Maven Centralで公開されているJava向けのライブラリも、多くの場合そのまま利用できます。Scala専用のライブラリが見つからない場合は、Java向けのライブラリを探してみるのもよい方法です。Javaのライブラリを使う場合は、%%ではなく%1つだけの記法("組織名" % "ライブラリ名" % "バージョン")を使います。
複数のライブラリを追加する
複数のライブラリをまとめて追加したい場合は、Seqを使ってリスト形式で書くこともできます。
libraryDependencies ++= Seq(
"com.typesafe.play" %% "play-json" % "2.9.0",
"org.scalatest" %% "scalatest" % "3.2.15" % Test
)
% Testのように末尾に「スコープ」を指定すると、そのライブラリをテストコードの中だけで使うといった制御もできます。
Scalaならではの注意点
libraryDependencies += "組織名" %% "ライブラリ名" % "バージョン"という書き方は、Scala独自の記法です。%%という記号は、使っているScalaのバージョンに合わせて自動的に適切なライブラリを選んでくれる、便利な仕組みを表しています。Java向けライブラリを使う際に誤って%%を使ってしまうと、存在しないライブラリとしてエラーになるため、ScalaのライブラリかJavaのライブラリかを意識して記法を使い分けましょう。
まとめ
Scalaの外部ライブラリはbuild.sbtに書き加えて導入します。%%と%の違い、Java向けライブラリもそのまま使えることを覚えておきましょう。
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