#2 Dartで学ぶ変数とデータ型の基本
Dartの変数には、var・final・constという3種類のキーワードがあります。この記事では、Dartにおける変数の作り方と、代表的なデータ型について解説します。
var・final・constの使い分け
Dartでは、値を変更できる変数にはvar、後から変更できない変数にはfinalまたはconstを使います。
var age = 20;
final name = "太郎";
finalとconstはどちらも「変更不可」を表しますが、constはプログラムを書いている時点で値が決まっている場合に、finalは実行してみるまで値がわからない場合に使う、という違いがあります。
const pi = 3.14; // コンパイル時に確定
final now = DateTime.now(); // 実行時にしか分からない
代表的なデータ型
Dartの基本的なデータ型には、次のようなものがあります。
- 整数(int)
- 浮動小数点数(double)
- 文字列(String)
- 真偽値(bool)
Dartにも型推論があるため、varを使うだけで代入する値から型を自動的に判断してくれます。
null安全という仕組み
近年のDartには「null安全」という仕組みが導入されています。通常の型は「値が必ず入っている」ことが保証されており、値が入らない可能性を許したい場合は、型の後ろに「?」を付ける必要があります。
String? nickname;
nickname = "たろちゃん"; // 後から代入できる
この仕組みにより、「値がないかもしれない」ことをうっかり見落とすミスを、実行前の段階で防げるようになっています。
lateキーワードで初期化を遅らせる
「後で必ず値を設定するが、宣言の時点では値を決められない」という変数には、lateを使います。
late String description;
void setup() {
description = "初期化完了";
}
lateを付けると、null許容型にしなくても宣言と初期化を分けられますが、実際に使われる前に初期化を忘れるとエラーになるため注意が必要です。
Dartならではの注意点
DartはFlutterと組み合わせて使われることが多い言語ですが、変数やデータ型そのものの考え方は、Kotlinやモダンな言語と共通する部分が多くあります。他の言語の経験がある人ほど、スムーズに学習を進められるでしょう。
まとめ
Dartの変数はvar・final・constを使い分けるのが基本です。null安全という仕組みやlateキーワードも合わせて理解しておくと、安全なコードが書けるようになります。
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