#2 Javaで学ぶ変数とデータ型の基本

Javaでは、変数を使う前に必ず「型」を明示する必要があります。この記事では、Javaにおける変数の宣言方法と、代表的なデータ型について解説します。

型を明示して変数を作る

Javaの変数は、型・変数名・値の順に書きます。

int age = 20;

Pythonのように型を省略することはできません。最初は少し窮屈に感じるかもしれませんが、この明示的な書き方が、大きなプログラムを安全に保つ助けになります。

代表的なデータ型

Javaでよく使う基本的なデータ型(プリミティブ型)には、次のようなものがあります。

  • 整数(int)
  • 浮動小数点数(double)
  • 真偽値(boolean)
  • 1文字(char)

複数の文字を扱う「文字列」は、これらとは別にStringという特別な型を使います。

String name = "太郎";

varによる型推論(Java 10以降)

近年のJavaでは、varというキーワードを使うことで、型の記述を省略できるようになりました。

var age = 20;

代入する値からJavaが型を自動的に判断してくれますが、変数の型自体は決まったまま変わらない点はこれまでと同じです。読みやすさを優先したいときは、型を明示する従来の書き方も広く使われています。

finalという変更不可の指定

値を後から変更されたくない変数には、finalというキーワードを付けます。

final int MAX = 100;

設定値など、プログラム中で書き換わってほしくない値に使うと、うっかりミスを防げます。

数値の桁区切り

大きな数値リテラルには、読みやすくするためにアンダースコアを桁区切りとして挿入できます。

int million = 1_000_000;

アンダースコアはコンパイル時に無視されるため、実際の値には影響しません。

ラッパークラスという仕組み

プリミティブ型(intなど)は、オブジェクトとして扱う必要がある場面(コレクションクラスなど)では使えません。そのため、intに対応するIntegerのような「ラッパークラス」が用意されています。

Integer age = 20; // オブジェクトとして扱えるint

Javaならではの注意点

Javaの変数名は、複数の単語からなる場合、2つ目以降の単語の頭文字を大文字にする「キャメルケース」で書くのが慣習です。例えば「ユーザー名」ならuserNameのように書きます。Pythonのスネークケースとは異なる慣習なので、言語を切り替える際は注意しましょう。

まとめ

Javaの変数は型を明示するのが基本ですが、varを使えば記述を簡略化できます。finalによる変更禁止の指定も、安全なコードを書くうえで覚えておきたい機能です。


本ページはプロモーションを含みます。

参考書籍(PR)

Javaをもっと学びたい方には「スッキリわかるJava入門 第4版」がおすすめです。


PR

コードを書かずに自動化したい方へ

「学んだけど自分の作業に組み込む時間がない」という方向けに、ダブルクリックで動く Windows専用の自動化ツールをオーダーメイドで作成しています。気になる方は こちらをご覧ください。

コメント

このブログの人気の投稿

#25 Rustで学ぶAI API(ChatGPT等)の呼び出し方の基本

#8 C++で学ぶ文字列操作の基本

#16 TypeScriptで学ぶ辞書型(マップ)の基本