#2 Pythonで学ぶ変数とデータ型の基本

プログラムの中でデータを一時的に入れておく箱のことを「変数」と呼びます。Pythonの変数の扱い方は、他の言語と比べてもかなりシンプルです。この記事では、Pythonにおける変数の作り方と、代表的なデータ型について解説します。

変数を作ってみる

Pythonでは、変数を使う前に特別な宣言をする必要がありません。名前と値を「=」で結ぶだけで、変数が作られます。

age = 20

これだけで、ageという名前の変数に20という値が入ります。

代表的なデータ型

Pythonでよく使う基本的なデータ型には、次のようなものがあります。

  • 整数(int): 1, 100, -5 など
  • 小数(float): 3.14 など
  • 文字列(str): "こんにちは" など
  • 真偽値(bool): True または False

今、変数にどの型が入っているかは、type()という機能を使って確認できます。

print(type(age))

型を自動で判断してくれる「動的型付け」

Pythonは「動的型付け」という仕組みを採用しています。これは、変数の型を人間が明示的に指定しなくても、Pythonが値を見て自動的に判断してくれる仕組みのことです。同じ変数に、後から違う型の値を入れ直すことすらできます。

age = "二十歳"

この手軽さがPythonの学びやすさにつながっている一方、大きなプログラムになると「今この変数に何が入っているか」を見失いやすいという注意点もあります。

型ヒントという補助機能

比較的新しいPythonには、動的型付けの手軽さを保ちながら、変数の意図する型をコード上に示せる「型ヒント」という書き方もあります。

age: int = 20
name: str = "太郎"

型ヒントは実行時のチェックには使われませんが、エディタが誤った型の使用を警告してくれるようになり、規模の大きいプログラムで特に役立ちます。

Pythonならではの変数の名付け方

Pythonでは、複数の単語からなる変数名を作るとき、単語をアンダースコア(_)でつなぐ「スネークケース」という書き方が一般的です。例えば「ユーザー名」であればuser_nameのように書きます。この書き方は、Pythonのコミュニティで広く使われている慣習なので、最初から意識しておくとよいでしょう。

まとめ

Pythonの変数は、宣言なしで手軽に作れて、型も自動で判断してくれます。型ヒントという補助機能も含め、「動的型付け」という考え方を理解しておくと、思わぬ型の間違いにも気づきやすくなります。


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