#2 Rubyで学ぶ変数とデータ型の基本

Rubyの変数の扱いは、Pythonと同じくらい手軽です。この記事では、Rubyにおける変数の作り方と、代表的なデータ型について解説します。

変数を作ってみる

Rubyでは、変数を使う前の宣言は不要です。名前と値を「=」で結ぶだけで変数が作られます。

age = 20

代表的なデータ型

Rubyの基本的なデータ型には、次のようなものがあります。

  • 整数(Integer)
  • 小数(Float)
  • 文字列(String)
  • 真偽値(trueまたはfalse)

今の型を確認したいときは、classという機能を使います。

puts age.class

動的型付けという考え方

RubyもPythonと同様、変数の型を宣言せずに使える「動的型付け」の言語です。同じ変数に、後から違う型の値を入れ直すこともできます。柔軟に書ける反面、大きなプログラムでは今何の型が入っているかを見失わないよう注意が必要です。

シンボルという独特の値

Rubyには「シンボル」という、他の言語ではあまり見かけない独特のデータ型があります。:nameのようにコロンを付けて書き、主に「名前」や「目印」として使われます。文字列と似ていますが、プログラムの中で効率よく扱えるという特徴があります。最初は「文字列と何が違うのか」と戸惑うかもしれませんが、学習が進むにつれて自然と使い所がわかってきます。

status = :active
puts status.class # Symbol

定数という書き方

変数名の先頭を大文字にすると、その変数は「定数」として扱われ、変更しないことが期待される値であることを表せます。

MAX_SCORE = 100

Rubyでは定数への再代入を完全には禁止していませんが、再代入すると警告が表示され、うっかりミスに気づきやすくなっています。

グローバル変数とクラス変数

Rubyには、通常の変数のほかに$で始まるグローバル変数や、@@で始まるクラス変数もありますが、意図しない箇所からの書き換えを招きやすいため、学習の初期段階ではあまり使わないほうが無難です。まずは通常の変数とインスタンス変数(@)の使い分けに慣れましょう。

Rubyならではの注意点

Rubyの変数名も、Pythonと同じくアンダースコアで単語をつなぐ「スネークケース」が慣習です。一方でRubyでは、変数名の最後に「?」や「!」を付けたメソッド名がよく登場します。これらは変数とは異なる話ですが、見た目が独特なため最初は混同しないよう注意しましょう。

まとめ

Rubyの変数はPython同様、宣言なしで手軽に作れます。シンボルという独自のデータ型や、大文字で表す定数も、Rubyらしさを表す特徴のひとつです。


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