#3 TypeScriptで学ぶ演算子の基本
TypeScriptの演算子は、基本的にJavaScriptと同じものを使います。ただし、型という仕組みが加わったことで、演算子の使い方にも安全性が増しています。この記事では、TypeScriptの演算子について解説します。
算術演算子・比較演算子
TypeScriptでも、JavaScriptと同じ演算子を使います。
+-*/%算術演算子===!==値と型を両方比べる比較演算子&&||!論理演算子
JavaScriptと同様、比較には型まで厳密に比べる`===`を使うのが基本です。
型があることで得られる安全性
TypeScriptでは、変数に型が付いているため、例えば数値型の変数と文字列型の変数をうっかり`+`で計算しようとすると、実行前の段階でエラーとして教えてもらえます。JavaScriptでは実行するまで気づけなかった間違いを、TypeScriptなら早い段階で発見できるのが大きな利点です。
Null合体演算子(??)
TypeScript(およびJavaScript)には、値が`null`または`undefined`のときだけ、代わりの値を使うための`??`という演算子があります。
const displayName = nickname ?? "名無しさん";
`nickname`に値が入っていればそれを使い、値がなければ「名無しさん」を使う、という処理を1行で書けます。
TypeScriptならではの注意点
型のおかげで多くの間違いを防げますが、意図的に「この型として扱ってほしい」と指定する`as`という書き方もあります。ただし、これは型チェックの一部を無効にする操作でもあるため、多用するとTypeScriptの安全性の恩恵を受けにくくなる点には注意しましょう。
まとめ
TypeScriptの演算子自体はJavaScriptとほぼ同じですが、型による安全性が加わっている点が大きな違いです。`??`のような便利な演算子も活用しながら、型のチェックを味方につけて学習を進めましょう。
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