#4 Kotlinで学ぶ標準入力の基本
Kotlinにおける標準入力の扱いは、Javaの仕組みを引き継ぎつつ、より簡潔に書けるよう整理されています。この記事では、Kotlinで利用者からの入力を受け取る基本的な方法を解説します。
readLine()を使う
Kotlinには、`readLine()`という手軽な機能が用意されています。
println("名前を入力してください: ")
val name = readLine()
Javaの`Scanner`のような事前準備が不要で、Pythonの`input()`に近い感覚で使えるのがKotlinの特徴です。
Null許容型として受け取る
ここで注意したいのが、`readLine()`の結果は「値が入っていないかもしれない(null許容型)」として扱われる点です。これは、入力の途中で終了された場合などに値が取得できない可能性を考慮した、Kotlinらしい安全設計です。数値として使う場合は、次のように変換します。
val age = readLine()?.toIntOrNull() ?: 0
「入力が取得できて、かつ数値に変換できれば使う。それ以外は0を使う」という処理を1行で表しています。
Kotlinならではの注意点
`toIntOrNull()`は、変換に失敗してもエラーで止まらず、代わりに「値なし」を返してくれる便利な機能です。Javaの`Integer.parseInt()`のように、失敗すると即エラーになる書き方とは対照的な、Kotlinらしい安全な設計と言えます。
まとめ
Kotlinの標準入力は`readLine()`で手軽に扱えますが、結果がnull許容型である点には注意が必要です。`toIntOrNull()`のような安全な変換方法を活用しましょう。
本ページはプロモーションを含みます。
参考書籍(PR)
Kotlinをもっと学びたい方には「やさしいKotlin入門」がおすすめです。
コメント
コメントを投稿