#4 TypeScriptで学ぶ標準入力の基本
TypeScriptにおける標準入力の扱いは、土台となるJavaScript・Node.jsの仕組みをそのまま利用する形になります。この記事では、TypeScriptで利用者からの入力を受け取る方法の考え方を解説します。
実行環境はNode.jsが基本
TypeScriptはコンパイルされてJavaScriptになり、多くの場合Node.js上で実行されます。そのため、標準入力を扱う際もNode.jsの`readline`モジュールなどを利用するのが基本の考え方になります。
型を付けて受け取る
TypeScriptらしいポイントは、入力された値の型をきちんと意識して扱う点です。Node.jsの入力機能から返ってくる値は文字列(string型)であることが多いため、数値として使いたい場合は、JavaScriptと同様に`Number()`などで変換し、変換後の型もコード上で明確にしておきます。
const ageText: string = "20";
const age: number = Number(ageText);
ブラウザ環境での入力
TypeScriptをブラウザ向けに書く場合は、JavaScriptと同じく`prompt()`が使えますが、実際のWebアプリ開発では、フォームの入力欄(input要素)から値を取得する方法が一般的です。
TypeScriptならではの注意点
入力された値を扱う際、「string型として受け取ったものを、number型として扱おうとしてTypeScriptに怒られる」という場面によく出会います。これは、TypeScriptが型の不一致を早期に発見してくれている証拠です。エラーが出たら、変換処理を挟み忘れていないか確認しましょう。
まとめ
TypeScriptの標準入力は、Node.jsやブラウザといった土台の仕組みをそのまま使いつつ、型を意識して扱うのが特徴です。受け取った値の型を明確にする習慣をつけておきましょう。
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