#8 JavaScriptで学ぶ文字列操作の基本
JavaScriptの文字列操作には、変数の値を埋め込む便利な書き方が用意されています。この記事では、JavaScriptにおける文字列操作の基本と、実務でよく使うメソッドを解説します。
文字列を連結する
const greeting = "こんにちは、" + name + "さん";
テンプレートリテラルという便利な書き方
JavaScriptには、バッククォート(`)で文字列を囲み、変数を${}で埋め込める「テンプレートリテラル」という書き方があります。
const greeting = `こんにちは、${name}さん`;
+による連結より見た目がすっきりし、複数行の文字列もそのまま書けるため、現在のJavaScriptで広く使われています。
const message = `1行目
2行目
3行目`;
よく使う文字列操作
text.length文字数を調べるtext.toUpperCase()大文字に変換するtext.replace("A", "B")文字を置き換えるtext.split(",")指定した記号で分割するtext.trim()前後の余分な空白を取り除く
文字列の一部を検索・抽出する
特定の文字列が含まれているかはincludes、含まれている位置を知りたい場合はindexOf、範囲を指定して一部だけ取り出したい場合はsliceが使えます。
console.log(text.includes("太")); // true/false
console.log(text.indexOf("太")); // 見つかった位置(見つからなければ-1)
console.log(text.slice(0, 3)); // 先頭3文字
パディングで桁を揃える
時刻表示などで桁数を揃えたい場合は、padStart・padEndが便利です。
const hour = "9";
console.log(hour.padStart(2, "0")); // "09"
JavaScriptならではの注意点
lengthは他の多くの操作と違い、かっこを付けずに使います。これはlengthが「機能(メソッド)」ではなく「値そのもの(プロパティ)」だからです。text.length()のようにかっこを付けてしまうミスは、初心者が非常によくやりがちなので注意しましょう。また、replaceは最初に見つかった1箇所だけを置き換える点にも注意が必要で、すべて置き換えたい場合はreplaceAllを使う必要があります。
まとめ
JavaScriptの文字列操作はテンプレートリテラルが特に便利です。lengthにかっこを付けないという細かい違いや、replaceとreplaceAllの違いにも気をつけましょう。
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